「うつかな?と思ったら男性更年期を疑いなさい」と言う本を読んだので、内容をご紹介いたします。
更年期は女性だけと思っていたら、男性更年期もあり、女性以上に深刻だということです。
男性更年期障害の症状・原因・治療法とは?

男性更年期障害の症状

●精神症状
□健康感の減少
□不安
□イライラ
□うつ
□不眠
□集中力の低下
□記憶力の低下
□性欲の減退

●身体症状
□筋力低下
□疲労
□ほてり、発汗
□頭痛、めまい、耳鳴り
□性機能低下
□頻尿
□「朝立ち」の消失

男性更年期障害の原因

男性更年期障害の多くは、男性ホルモンの減少に伴う「病気」です。

男性ホルモンが減っていないか、発見のポイントは次の3つ。
1.最近笑っていない
2.新聞が読めなくなった
3.よく眠れない

この3つの自覚症状がある人は。男性ホルモンが減っている可能性が高い。
男性ホルモンが減少して、更年期症状が出る病気を、男性医学の専門医はLOH(ロー)症候群(加齢男性性腺機能低下症候群)と呼びます。

テストステロンと「うつ」

テストステロンは男性ホルモンの代表格です。
従って、テストステロンの減少が、LOH症候群を招くということです。

LOH症候群は「うつ」と非常に重なる部分が多く、密接に関係しています。
テストステロン値が低いとうつ病になりやすいし、中高年のうつ病の患者はテストステロンが低いことが多いことが分かっています。

「うつ病」と診断されていないがら男性ホルモン値をチェックしていない人は、一度検査をした方いい。

なぜなら、「うつ病」と診断されて抗うつ薬を飲んでも良くならない、特に抗うつ薬が増えてきた、と言うケースでは、往々にしてテストステロンの不足によることがあるから。

症状がよくならない、ということで抗うつ薬をたくさん服用するようになるとテストステロンの値が下がるという報告もあります。

男性更年期障害の治療法

テストステロンを上げるには生活習慣を改める必要があります。

テストステロンを上げるために最もお勧めなのがスポーツ、体を動かすことです。
運動をして筋肉が刺激されるとテストステロンが作られるからです。

治療法としては、男性ホルモン(テステステロン)補充療法があります。
しかし、男性ホルモン補充療法、泌尿器科やメンズヘルス外来等で受けることができますが、まだまだ日本では普及していません。

男性更年期障害対策用に開発されたサプリメントを試してみるのも1つの方法です。
テストステロン(男性ホルモン)とNO(一酸化窒素)をチャージして、男の更年期に真っ向から挑むサプリ